ナムラアワード（2006年生、母エキゾーストタイム）

ナムラアワード（2006年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋賞」。毛色は青鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時13歳）と交配したエキゾーストタイムが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）小島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般D2-2。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月18日、デビュー戦は小林慎一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林慎一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

4月12日、中9週で迎えた3戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

6月24日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラブリーベイベーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた6戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に敗れた。

7月21日、連闘で迎えた7戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったジョウノファイターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

8月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-2（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るレゴンダンスを豪脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、Aiba登別室蘭開設室蘭民報特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた10戦目は、マツカワカレイ賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。