コスモアンダルシア（2010年生、母コスモルビー）

コスモアンダルシア（2010年2月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋スペインの自治州名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時11歳）と交配したコスモルビーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地14戦2勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳500万下。

経歴

デビュー前

阿部新生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

7月22日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のカシマシャドウをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のくるみ賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（京都芝1200m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた5戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

3歳（2013年）

1月21日、中3週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のベルラインをクビ差振り切って2勝目をつかんだ。

3月10日、中6週で迎えた7戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた8戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

7月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の白河特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた10戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 雨/良）に出走。17頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

9月15日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の初風特別（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

12月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の鳥羽特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず12着に終わった。

4歳（2014年）

1月12日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上1000万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

11月1日、約10か月の休養明けで迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた15戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、マルチフェア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。