ヒシドリル（1992年生、母フューチャーフアン）

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

9月17日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は486kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた2戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘志で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のラウンドトリップを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月20日、連闘で迎えた5戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河内洋騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1995年）

1月5日、中6週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で河内洋騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

1月15日、中0週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で河内洋騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた8戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシンキャロルをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

3月25日、中1週で迎えた10戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は河内洋騎手（6戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。