セイウンピカイチ（2022年生、母ニシノプレシャス）

セイウンピカイチ（2022年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+群を抜いている存在を表す言葉」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時14歳）と交配したニシノプレシャスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はガーベラパークスタツド。主な勝ち鞍は2025年の室蘭ナイトクルーズ特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月4日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月14日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に敗れた。

3歳（2025年）

1月12日、中7週で迎えた6戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

3月16日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石田拓郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石田拓郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月28日、中8週で迎えた10戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、ブルースター賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったハイカラサンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月18日、中2週で迎えた11戦目は、室蘭ナイトクルーズ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアースハーンを豪脚でアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

7月1日、中1週で迎えた12戦目は、湧別サロマ湖関野賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた13戦目は、カルーナ特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた14戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月25日、中5週で迎えた15戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/不良）に57kgの斤量を背負って出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた16戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、サンゴソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた18戦目は、JBCデーはSPAT4で!特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月13日、中0週で迎えた19戦目は、ビアパーティーAiba浦河3賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。