ファイアーワークス（1993年生、母プリティシルバー）

ファイアーワークス（1993年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアンシストリー（当時7歳）と交配したプリティシルバーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上悦夫。戦績は、中央平地6戦0勝、地方38戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の4歳A2。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

9月9日、デビュー戦は菅原隆明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でA.ムンロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（1996年）

7月28日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菅原隆明騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆明騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原隆明騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月2日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のかえで特別（三条ダート1700m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で榎伸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカパッションから4馬身差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の菊花特別（三条ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で榎伸彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で榎伸彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のウナヤマキャプテンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月2日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦のシクラメン特別（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で榎伸彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の雪椿特別（新潟(地)ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で榎伸彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（1997年）

4月7日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハナチャームに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた20戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイデハヤブサから3/4馬身差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた22戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた24戦目は、庄内平野特別（上山ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田延由騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレースボーイから3馬身差の2着となった。

10月5日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後はトキオボンバーと並んで2着同着となった。

10月20日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンバタイショウをクビ差制して3勝目を掴み取った。

5歳（1998年）

4月5日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた28戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田延由騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田延由騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田延由騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山田延由騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田延由騎手（16戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山田延由騎手（17戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山田延由騎手（18戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月12日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、一般C2ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で山田延由騎手（19戦2勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイグッドワンから4馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山田延由騎手（20戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた37戦目は、タキタロウ特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は高木正喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は山田延由騎手（21戦2勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田延由騎手（22戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田延由騎手（23戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田延由騎手（24戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高木正喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた43戦目は、一般C2ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。