ビーグロウリアス（2006年生、母ダイコーマリナ）

ビーグロウリアス（2006年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「素晴らしくなれ」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時14歳）と交配したダイコーマリナが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道茅部郡森町、生産者は（有）笹川大晃牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C3一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、笹川大晃牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

3月22日、デビュー戦は高橋亮騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋亮騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋亮騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

7月9日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、瀬沢宙騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、3着を確保した。

9月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬沢宙騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、グランプリハンターにクビ差交わされて2着となった。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフクツをハナ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

12月1日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松平幸秀騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（2010年）

1月1日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松平幸秀騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

1月12日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松平幸秀騎手（5戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マンテンパパに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松平幸秀騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

3月11日、中5週で迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

5月12日、中5週で迎えた20戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったベイジュに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月2日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセルリアンガブリンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

6月24日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C3一（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。