セイリュウフレンド（1999年生、母シバノアマゾネス）

セイリュウフレンド（1999年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホマレショウハイ（当時7歳）と交配したシバノアマゾネスが13歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は紺野猛。戦績は、地方28戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年のアラ系4歳以上C9。

経歴

デビュー前

1歳のとき、紺野猛から「2000年度北海道9月市場アングロアラブ2歳、2000年度北海道10月市場アングロアラブ2歳」及び「北海道11月市場アングロアラブ2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

稲田礎厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2001年）

8月13日、デビュー戦は松浦政宏騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は378kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート820m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカサウスからハナ差の2着に惜敗した。

9月24日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系2歳F2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3歳（2002年）

4月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、岩永健二騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月21日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた5戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イブキタイムに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月21日、中4週で迎えた10戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーギブラックに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上C9（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（9戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上C（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（10戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上C9（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月31日、中5週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松浦政宏騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月9日、連闘で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上C9（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松浦政宏騎手（13戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマスウインコールをクビ差振り切って2勝目を手にした。

2月18日、中5週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松浦政宏騎手（14戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず11着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で松浦政宏騎手（15戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシルクダイオーを捕まえ切れず、約10馬身差の2着となった。

3月19日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で松浦政宏騎手（16戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた22戦目は、アラ系4歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松浦政宏騎手（17戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で松浦政宏騎手（18戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

5月5日、中3週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松浦政宏騎手（19戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月15日、中0週で迎えた25戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は岩永健二騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永健二騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩永健二騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上C5（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（20戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。