ナツノイチバン（2004年生、母ソウルマックス）

ナツノイチバン（2004年2月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時17歳）と交配したソウルマックスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ベルモントファーム。戦績は、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の2歳。

経歴

デビュー前

村上頼章厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2006年）

9月17日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は485kg。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイエスハンセルに約14馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2007年）

8月12日、約11か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トカチヒビキに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のマルヒロドリームを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、一般C1七八（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。