ビーマイロミオ（2000年生、母ダイナサルーン）

ビーマイロミオ（2000年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「シェイクスピアの作品より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時17歳）と交配したダイナサルーンが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は片山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の一般C5ヘ。

経歴

デビュー前

当歳のとき、片山修から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、藤島ジェリー景子によって2,940万円で落札された。

本郷一彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月11日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

5月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。

6月7日、中2週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

7月27日、中6週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

9月20日、中7週で迎えた5戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた7戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C5ヘ（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクソリッドに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2004年）

5月9日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた10戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

7月24日、中5週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい17着に終わった。