カスカナノゾミ（2022年生、母ギャラリスト）

カスカナノゾミ（2022年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「微かな望み」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアドミラブル（当時8歳）と交配したギャラリストが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はマリオステーブル。主な勝ち鞍は2025年の松波くん柳瀬さん結婚記念。

経歴

デビュー前

堀内岳志厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月14日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

3歳（2025年）

1月13日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり16着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた3戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月5日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳戦の松波くん柳瀬さん結婚記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルレンヌを上がり1位の末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のありがとう、笠松（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた8戦目は、明星晴大騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の台場ウエディングレセプション杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、亮二&多紀結婚記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた13戦目は、菜緒ちゃん生誕2周年記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったアドミリングに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた14戦目は、霜月賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に終わった。

11月14日、中0週で迎えた15戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、LJS笠松ラウンド第1戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた16戦目は、2025新田健人生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（11戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。