サクセスムーン（2014年生、母ミスベルツリー）

サクセスムーン（2014年4月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母母名の一部＋月」。毛色は栗毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時7歳）と交配したミスベルツリーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）見上牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月25日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた4戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のゼセルを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳500万下のアスター賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ディバインコードに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

10月2日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳500万下のサフラン賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

10月8日、連闘で迎えた7戦目は、2歳G3のサウジアラビアロイヤルカップ（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。