クラウンラフィナ（2012年生、母グッドバニラ）

クラウンラフィナ（2012年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋洗練された（伊）」。毛色は青毛。種牡馬のグラスワンダー（当時17歳）と交配したグッドバニラが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2015年の3歳以上C2 29。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日高大洋牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、クラウンによって819万円で落札された。

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月11日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に敗れた。

3歳（2015年）

3月21日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず14着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい14着に敗れた。

5月10日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月11日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

9月5日、中7週で迎えた7戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したキョウワエルフを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したハクユウファイアーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月26日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2 28（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、クリオロに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中1週で迎えた10戦目は、十三夜賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月18日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月24日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C2 23（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

11月29日、中4週で迎えた13戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のニシノプレリュードに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大澤誠志郎騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大澤誠志郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月20日、中6週で迎えた16戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大澤誠志郎騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

4月3日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大澤誠志郎騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4月9日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大澤誠志郎騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で大澤誠志郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-20（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大澤誠志郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったハイピュアリティにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

5月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大澤誠志郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。