ファイツオン（2021年生、母ソラコマチ）

Fights On

2021.02.25

ファイツオン（2021年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「戦い続ける」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルアイン（当時7歳）と交配したソラコマチが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田幸治によって2,860万円で落札された。

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月22日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は514kg。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3歳（2024年）

3月2日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゴーインマイウェイにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3月30日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高杉吏麒騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ニシノアヤカゼにクビ差交わされて2着に甘んじた。

7月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高杉吏麒騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のグランテレーズに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

11月16日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は高杉吏麒騎手（4戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のソングオブライフに1馬身3/4の差をつけて2勝目をマークした。

12月15日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの尾張特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高杉吏麒騎手（5戦1勝）。18頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って16着に敗れた。

4歳（2025年）

3月8日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高杉吏麒騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、アムールリーベにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月6日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高杉吏麒騎手（7戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

6月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスのSTV杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスのHTB杯（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

10月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。