アウフヴィント（2022年生、母シュピッツェ）

Aufwind

2022.03.27

アウフヴィント（2022年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「上昇気流(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時9歳）と交配したシュピッツェが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2025年の一般C2三。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月25日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

3月1日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

3月30日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、コンティオに交わされて5馬身差の2着となった。

4月26日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武藤雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

5月24日、中3週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

7月12日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は武藤雅騎手（4戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

9月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

11月4日、中4週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のヴァサヴォワールをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

12月2日、中3週で迎えた9戦目は、レックススタッド特別（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ファリアにクビ差交わされて2着に甘んじた。