ナナイロカメン（2006年生、母シロキタベルガニエ）

ナナイロカメン（2006年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「昭和のヒーロー七色仮面」。毛色は芦毛。種牡馬のアドマイヤコジーン（当時10歳）と交配したシロキタベルガニエが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）門別ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝。

経歴

デビュー前

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月10日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は438kg。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

1月31日、連闘で迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず13着に終わった。

7月12日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

8月8日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で太宰啓介騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。