ウォルトンリリー（1998年生、母シャルドン）

Wolton Lily

1998.02.24

ウォルトンリリー（1998年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のタマモクロス（当時14歳）と交配したシャルドンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

7月15日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中6週で迎えた3戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

3歳（2001年）

1月14日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた8戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた9戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（4戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（6戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2002年）

7月24日、約16か月の休み明けで迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1-4（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。