スリーベアハート（2013年生、母スリーネーション）

スリーベアハート（2013年4月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋母父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時12歳）と交配したスリーネーションが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方13戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2017年の一般C10。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2016年）

4月10日、デビュー戦は森一馬騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では末脚が冴えず16着に終わった。

7月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

4歳（2017年）

2月14日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のピーマックスを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月15日、中1週で迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、善太川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したマイサクラを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月18日、連闘で迎えた11戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るアイファーメリッサを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月3日、中1週で迎えた12戦目は、大桑川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミラクルメーカーに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、連闘で迎えた14戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マクスウェルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったメイショウコッコにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったヴィエントゴールドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた17戦目は、五位堂競馬倶楽部安井雅啓誕生日（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスリーアリアンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月25日、連闘で迎えた18戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイヒメを3/4馬身差し切って3勝目を手にした。

10月29日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、城戸義政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は森一馬騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。