キリノイチリキ（1991年生、母シユアーロツト）

キリノイチリキ（1991年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のインデエアンキング（当時13歳）と交配したシユアーロツトが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地9戦1勝、地方33戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

2月6日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月10日、中6週で迎えた3戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月26日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグッドディールを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月17日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4歳（1995年）

1月16日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月26日、中0週で迎えた11戦目は、一般B3-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg絞って迎えた13戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた16戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた18戦目は、山本益男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は端勝成騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクセスマジックに3馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

11月19日、中1週で迎えた22戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーワイスから4馬身差の2着となった。

12月25日、中2週で迎えた24戦目は、長嶋和彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 雪/不良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた25戦目は、森橋日出雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた28戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2-4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた32戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C3-1（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長嶋和彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森橋日出雄騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のホーセイショーウンをクビ差制して3勝目を掴み取った。

9月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた35戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森橋日出雄騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森橋日出雄騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森橋日出雄騎手（6戦1勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森橋日出雄騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で森橋日出雄騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

6歳（1997年）

5月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から25kg減らして迎えた40戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月11日、連闘で迎えた41戦目は、一般B（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた42戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。