エンブレイス（2004年生、母ペシェミョン）

エンブレイス（2004年2月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「抱きしめる」。毛色は栗毛。種牡馬のアフリート（当時20歳）と交配したペシェミョンが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2007年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

2月4日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレッドシャトルに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。