アキノヨナガニ（2021年生、母デルマベリーニ）

アキノヨナガニ（2021年5月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「秋の夜長に」。毛色は青鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時18歳）と交配したデルマベリーニが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファニーヒルファーム。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ。

経歴

デビュー前

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月24日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

5月19日、中7週で馬体重を前走から28kg減らして迎えた2戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は石田拓郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

7月27日、中4週で馬体重を前走から25kg戻して迎えた5戦目は、合林海斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったダイメイオトヒメに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月17日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合林海斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウンファラデーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で合林海斗騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ボールドチャーに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の佐賀城賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で合林海斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったポークテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は合林海斗騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた11戦目は、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で合林海斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったユウトザイーストに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったリッカローラに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したクリノカグヤを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月22日、中6週で迎えた14戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、全国地方競馬日本酒クラシック（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3四（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で實川純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた17戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた18戦目は、一般C3三（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた19戦目は、濱田達也騎手を鞍上に迎えて、2025JockeysFestival（2nd）（船橋ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、ローズマリー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた21戦目は、臼井健太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた22戦目は、2025JockeysFestival（4th）（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は實川純一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。