タニノハスラー（1985年生、母ルージヨン）

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

11月7日、デビュー戦は土肥幸広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3歳（1988年）

1月23日、中7週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニホンピロテンシを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

2月13日、中2週で馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下の梅花賞（京都ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

3月12日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（1989年）

1月21日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から48kg戻して迎えた6戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（京都ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

4月16日、中7週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

6月17日、中8週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（中京芝1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で合谷喜壮騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。