カフェノヴィーン（2016年生、母サニーラブカフェ）

カフェノヴィーン（2016年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋オーストリアの都市名。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のノヴェリスト（当時7歳）と交配したサニーラブカフェが13歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は猿倉牧場。主な勝ち鞍は2020年の西宮えべっさんの酒特別(B2)。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2019年）

1月27日、デビュー戦はF.ブロンデル騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

6月8日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、大塚海渡騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

8月17日、中9週で迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

2019年8月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月3日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ダイチョウセブンにクビ差交わされて2着となった。

12月4日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた8戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトウケイサミドリに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2020年）

1月22日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上C2一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアデルに4馬身の差をつけて優勝

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のビジュミノルに3馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

2月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上B2（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のウインディシティーを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月30日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

8月28日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のストーミーストームに3馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月18日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、日刊ゲンダイ賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のエイシンダンシャクに5馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

10月23日、中1週で迎えた17戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

12月3日、中5週で迎えた18戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた19戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヨキニハカラエに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2021年）

1月15日、中2週で迎えた20戦目は、JA兵庫西アグリドリーム賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

9月17日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のテンノカガヤキを3/4馬身振り切って制した。

11月3日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦3勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた24戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で笹田知宏騎手（8戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、エイシンダンシャクに交わされて5馬身差の2着となった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で笹田知宏騎手（9戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた26戦目は、オッズパーク杯（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で笹田知宏騎手（10戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイコライザーに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

6歳（2022年）

1月20日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上A2 B1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で笹田知宏騎手（11戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた28戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、姫路カシの木特別（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

6月10日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、キキョウ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（12戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7歳（2023年）

8月14日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から43kg戻して迎えた30戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、雅哉☆沙綺結婚記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクイーンオブロードに7馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。

9月10日、中3週で迎えた31戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したケンブリッジカナデを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

9月26日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた33戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のアゲラタム賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた34戦目は、@___sui_zzz すいちゃん生誕杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた35戦目は、ビヨン酢さん来場記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた36戦目は、特別編成（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた37戦目は、山田くん司法試験合格記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた38戦目は、楽天ポイントでネット投票特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったエピックヒーローに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8歳（2024年）

4月23日、約4か月の休養明けで迎えた39戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、第SAN回SANさんご生誕記念（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフラッシュダンスに4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5月4日、中1週で迎えた40戦目は、オッズパーク杯金沢競馬プレミアム（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。