アグネスハンサム（2014年生、母アグネスナチュラル）

アグネスハンサム（2014年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋顔立ちが良い」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時17歳）と交配したアグネスナチュラルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2017年の3歳C1。

経歴

デビュー前

吉行龍穂厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2017年）

2月9日、デビュー戦は杉浦健太騎手を鞍上に据えて、3歳C2（園田ダート1400m 雪/重）に出走。馬体重は497kg。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホクザンマロンに約18馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

2月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のトウキョウコールに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパルファイアに約11馬身の大差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

7月28日、中2週で迎えた4戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉浦健太騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャイニンカーラに7馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

10月4日、中9週で迎えた5戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で杉浦健太騎手（4戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月18日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で杉浦健太騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で杉浦健太騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、チャッチャパッパに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で杉浦健太騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、マイネルシルバリーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月31日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で杉浦健太騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4歳（2018年）

1月25日、中3週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

5月11日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、アポロセシルにハナ差交わされて2着に甘んじた。

6月29日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ラバーソールに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月3日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

8月24日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月5日、中5週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（3戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

11月7日、中2週で迎えた19戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR園田第1戦（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシェナオーロラをクビ差振り切って5勝目を掴み取った。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本幸祐騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5歳（2019年）

1月15日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本幸祐騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

2月5日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本幸祐騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松本幸祐騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松本幸祐騎手（11戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、クンペルにクビ差交わされて2着に惜敗した。

3月21日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で松本幸祐騎手（12戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本幸祐騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月25日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本幸祐騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松本幸祐騎手（15戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて6着に敗れた。