プログレッシブ（2005年生、母プログレスサンデー）

プログレッシブ（2005年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「進歩的な」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時6歳）と交配したプログレスサンデーが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方6戦0勝。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3歳（2008年）

3月15日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月26日、中5週で迎えた3戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、4着に入った。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月29日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

7月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月16日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた9戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた10戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた11戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた12戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた14戦目は、まつばぎく特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。