ティアラン（2011年生、母ヴィクトリアルイゼ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、富本茂喜から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。2歳のとき、富本茂喜から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

飯田幸雄厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2013年）

8月23日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は454kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のオーラファングに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中6週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月11日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のスポーツニッポン川崎若駒杯（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウノファイトに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月31日、中6週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳S1の東京2歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

3歳（2014年）

1月21日、中2週で迎えた5戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの’14桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月3日、中5週で迎えた6戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月24日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月15日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、流鏑馬特別（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、スパーキングナイター（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシゲルリョウケンザを異次元の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

12月19日、中6週で迎えた10戦目は、川崎読売会記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（3戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、勝ったビービーバロンにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2015年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の紅梅賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るナデシコスピリッツを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1番人気に応えた。

1月30日、中3週で迎えた12戦目は、立春特別（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月29日、約5か月の休み明けで迎えた13戦目は、平塚市特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた14戦目は、宮ヶ瀬ふるさとまつり・花火大会特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、伸びてきたアキノリング決め手に屈してハナ差の2着となった。

8月21日、中3週で迎えた15戦目は、星月夜特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のストロングジーンをクビ差振り切って4勝目を手にした。

9月8日、中2週で迎えた16戦目は、セプテンバースター賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、5着に終わった。

10月19日、中5週で迎えた17戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、しずおか爽秋特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったトーセンスパンキーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中3週で迎えた18戦目は、深秋特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月17日、中3週で迎えた19戦目は、ウインターイルミネーションカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

5歳（2016年）

1月3日、中1週で迎えた20戦目は、松竹梅特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

1月28日、中3週で迎えた21戦目は、神奈川県営水道賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた22戦目は、朧月賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

3月31日、中3週で迎えた23戦目は、夜桜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

5月10日、中5週で迎えた24戦目は、メイスター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた25戦目は、桐の花特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、パイロスターに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月14日、中2週で迎えた26戦目は、涼風特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

7月4日、中2週で迎えた27戦目は、湘南ひらつかミルキーウェイレース記念（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（8戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた28戦目は、祝20周年!川崎フロンターレ賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（9戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

11月4日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、菊花特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手（10戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた30戦目は、湯河原梅林「梅の宴」特別2016（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手（11戦0勝）。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6歳（2017年）

1月6日、中3週で迎えた31戦目は、十人十色の予想士軍団賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手（12戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた32戦目は、立春特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手（13戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた33戦目は、春光特別（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で見沢譲治騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で見沢譲治騎手（15戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた35戦目は、エイプリルスター賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で見沢譲治騎手（16戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。