ビッキーチャンス（2019年生、母チュウワビーナス）

ビッキーチャンス（2019年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名愛称+チャンス」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時12歳）と交配したチュウワビーナスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は豊洋牧場。2021年のオパール特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2021年）

8月5日、デビュー戦は山本咲希到騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のコンアモーレに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中3週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月19日、中5週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのオパール特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ12（門別ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。