パワフル(2012年生、母リンダスキー)
Powerful
2012.04.25
パワフル(2012年4月25日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ(当時19歳)と交配したリンダスキーが16歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、地方32戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2015年の3歳。
経歴
デビュー前
土井道隆厩舎(佐賀)へ入厩。
3歳(2015年)
5月2日、デビュー戦は川島拓騎手を鞍上に据えて、3歳(佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。馬体重は450kg。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
5月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手(1戦0勝)。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。
5月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手(2戦0勝)。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた4戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳(佐賀ダート1300m 曇/重)に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。
6月28日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手(1戦0勝)。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、サイクルヒッターに交わされて1馬身差の2着となった。
7月11日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手(2戦0勝)。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、カシノエキスプレスにクビ差交わされて2着となった。
7月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は川島拓騎手(3戦0勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、タイセイフライトに交わされて1馬身差の2着となった。
8月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は吉田順治騎手(3戦0勝)。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。
8月18日、中0週で迎えた9戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は川島拓騎手(4戦0勝)。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったシゲルノマオイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
9月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手(5戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のシゲルタウエマツリを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
9月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳(佐賀ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手(6戦1勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2 15(佐賀ダート1300m 晴/重)に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手(7戦1勝)。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
10月12日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上C2 18(佐賀ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手(8戦1勝)。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた14戦目は、チャレンジシリーズ(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手(9戦1勝)。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C2 49(佐賀ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手(10戦1勝)。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。
11月15日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C2 21(佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手(11戦1勝)。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。
11月29日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2 25(佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手(12戦1勝)。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のネブカドネザルを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。
12月6日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上C2 37(佐賀ダート1300m 曇/不良)に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手(13戦2勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。
12月23日、中1週で迎えた19戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 15(佐賀ダート1400m 雨/不良)に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。
4歳(2016年)
1月4日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 15(佐賀ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手(1戦0勝)。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。
1月30日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、山口以和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18(佐賀ダート1400m 晴/不良)に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のサザンソレイユをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。
2月14日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 11(佐賀ダート1400m 曇/不良)に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
3月5日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-10(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は川島拓騎手(14戦2勝)。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
3月20日、中1週で迎えた24戦目は、夢見月賞(佐賀ダート1400m 晴/不良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山口以和騎手(1戦1勝)。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
3月26日、連闘で迎えた25戦目は、4歳以上C2 42(佐賀ダート1300m 晴/良)に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山口以和騎手(2戦1勝)。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
4月3日、連闘で迎えた26戦目は、チャレンジシリーズ(佐賀ダート1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は川島拓騎手(15戦2勝)。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。
5月1日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-10(佐賀ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手(16戦2勝)。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。
5月8日、連闘で迎えた28戦目は、チャレンジシリーズ(佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手(17戦2勝)。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパープルヘイズに1馬身の差をつけて勝利をモノにする
5月29日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-7(佐賀ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手(18戦3勝)。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エフティシリウスにハナ差交わされて2着となった。
6月12日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-6(佐賀ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手(19戦3勝)。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-6(佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手(20戦3勝)。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C2-6(佐賀ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手(21戦3勝)。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。