ビナサイゴン（2021年生、母ビナスイート）

Vina Saigon

2021.06.04

ビナサイゴン（2021年6月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したビナスイートが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

水野貴史厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2023年）

8月28日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は493kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた2戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（2024年）

5月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた3戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のセナチャンノユメに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の盛夏特別（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

8月20日、中4週で迎えた6戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインサマー特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。