セレニアサミット（2022年生、母マミーフェスト）

Selenia Summit

2022.04.11

セレニアサミット（2022年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時18歳）と交配したマミーフェストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本牧場。主な勝ち鞍は2024年の鈴虫賞。

経歴

デビュー前

田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

7月26日、デビュー戦は小林捺花騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

9月2日、中4週で迎えた2戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドパンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月8日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の鈴虫賞（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のアンクロワヤブルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月13日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のシャイニングジュニア賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレッドサラマンダーをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

3歳（2025年）

1月1日、中6週で迎えた5戦目は、3歳戦の初夢賞 川崎デビュー馬限定（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

2月6日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の青鵐特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦2勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の鶯特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、ネメシス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹川翼騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るワチュゴナドゥを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

8月26日、中6週で迎えた10戦目は、カノープス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で笹川翼騎手（8戦3勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったソフィアクラウンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

10月16日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で笹川翼騎手（9戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた12戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。