モーリサプライズ（1997年生、母パワールミネ）

Mori Surprise

1997.04.26

モーリサプライズ（1997年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のロイヤルアカデミーⅡ（当時10歳）と交配したパワールミネが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方2戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

11月4日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって15着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のいちょう賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユウキアタッカーに3/4馬身交わされて2着となった。

12月2日、中1週で迎えた5戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に敗れた。

4歳（2001年）

2月3日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は日吉正和騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた7戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。最後は勢いを失って16着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。