モズニントク（2011年生、母エイシンルンルン）

モズニントク（2011年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋仁徳」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時17歳）と交配したエイシンルンルンが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の金剛山特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、北側雅司によって441万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月26日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3歳（2014年）

1月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月5日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したキーストライプを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月11日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月6日、中8週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金剛山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシュンブレインを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。