スワニーテソーロ（2019年生、母マイネマリアンヌ）

スワニーテソーロ（2019年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの河川名+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時12歳）と交配したマイネマリアンヌが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌田中牧場。主な勝ち鞍は2022年のソガベツの滝賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、真歌田中牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、了德寺健二ホールディングスによって440万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月2日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月8日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月28日、中6週で迎えた3戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 雨/不良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では賦性の闘争心でゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ニシノルフォンに半馬身交わされて2着となった。

8月11日、中1週で迎えた6戦目は、ソガベツの滝賞（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のポワンテュに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月31日、中2週で迎えた7戦目は、翠明橋公園賞（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコイニオチテに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月13日、中1週で迎えた8戦目は、ランタナ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったコイニオチテに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月27日、中1週で迎えた9戦目は、ダイモンジソウ特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、キタノブルーアレツに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた10戦目は、新冠で新規就農の夢叶えま賞（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ルドベキア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた12戦目は、来年のJBCは大井と共に特別（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたドリームルーチェ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4歳（2023年）

2月12日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラスターサンライズに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

2月26日、中1週で迎えた14戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカクテルグラスに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月25日、中3週で迎えた15戦目は、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のパースレインを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

4月9日、中1週で迎えた16戦目は、鳥来月賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた18戦目は、うまかつJC1St 第2戦-9組（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で出水拓人騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で出水拓人騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシゲルペガサスに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、うまかつJC 1St 第4戦（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で出水拓人騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。

9月29日、約3か月の休養明けで迎えた21戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた22戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、アベリア賞（園田ダート820m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、田野豊三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた24戦目は、井上幹太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた26戦目は、C1 3歳以上特別（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は小谷周平騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5歳（2024年）

1月4日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C1（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は井上幹太騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田野豊三騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた30戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、ビオラ賞（姫路ダート1500m 小雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は田野豊三騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田野豊三騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2（園田ダート820m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田野豊三騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。