スリーローズマリー（2022年生、母スズカマドンナ）

Three Rosemary

2022.05.10

スリーローズマリー（2022年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+母母名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したスズカマドンナが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は稲原牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

1月26日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

3月1日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、谷原柚希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に敗れた。

4月6日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で谷原柚希騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

6月7日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のアオイフォトグラフをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた5戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、アオイフォトグラフに交わされて1馬身差の2着となった。

7月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上瑛太騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のアオイフォトグラフを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

8月2日、中1週で迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み最後はナインパワーと並んで5着同着となった。