ブシュラ（2007年生、母ライズオブタイド）

Buechler

2007.05.15

ブシュラ（2007年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロイヤルタッチ（当時14歳）と交配したライズオブタイドが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ラツキー牧場。戦績は、地方7戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の牡丹特別。

経歴

デビュー前

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2009年）

9月13日、デビュー戦は庄司大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1000m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月2日、中4週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2010年）

3月18日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハードマウンテンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のエムザックソウルに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたゴールデンライフ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

5月18日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の牡丹特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のプリティストロングに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。