サクラファレル（2022年生、母サクラレーヌ）

サクラファレル（2022年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+『勇敢な男性』という意味の人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したサクラレーヌが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

3月16日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/重）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったヴァリディシームスに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中1週で迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したマイネルフーガに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、D.レーン騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマイネルアズーロに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた4戦目は、R.R.キング騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの湯浜特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のインパクトシーに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

8月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上2勝クラスの藻岩山特別（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続でR.R.キング騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカテリーナに1馬身3/4の差をつけて断然人気に応えた。

9月15日、中4週で迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。