ハギノターゴ（1984年生、母ハギノコトブキ）

Hagino Targo

1984.05.03

ハギノターゴ（1984年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のターゴワイス（当時14歳）と交配したハギノコトブキが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は村下 明博。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月9日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

3歳（1987年）

4月4日、約4か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリードフォーカスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

4月29日、中3週で迎えた4戦目は、4歳400万下のあずさ賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（1988年）

7月9日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に敗れた。