ハイブリッドダンス（2013年生、母ヒドゥンダンス）

ハイブリッドダンス（2013年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「組み合わせ＋母名の一部。みんなの願いが組み合わさり結実するように」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時12歳）と交配したヒドゥンダンスが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は前川勝春。戦績は、中央平地8戦2勝。主な勝ち鞍は2017年の4歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

5月1日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

7月3日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のボーナスチャンスに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

12月11日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入った。

4歳（2017年）

1月15日、中4週で迎えた6戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のホッコーヴァールをクビ差振り切って2勝目を収める

7月29日、約6か月半の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月16日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。