マリカフラッグ（1985年生、母マリカ）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

4月24日、デビュー戦は蛯名利弘騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

5月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名利弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

6月11日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名利弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に終わった。

7月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で蛯名利弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月14日、中4週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で蛯名利弘騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯名利弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のグレシャスローズに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯名利弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のリキアイテイオーに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳G3のクイーンステークス（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で蛯名利弘騎手（7戦2勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

4歳（1989年）

3月18日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、5歳以上900万下の総武特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蛯名利弘騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯名利弘騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で蛯名利弘騎手（10戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で蛯名利弘騎手（11戦2勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

7月15日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上400万下の白根特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で蛯名利弘騎手（12戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のラケットボールに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で蛯名利弘騎手（13戦3勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5歳（1990年）

2月16日、約6か月半の休養明けで迎えた15戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、こうずけ特別（高崎ダート1900m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた18戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた19戦目は、一般A2 B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた20戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた21戦目は、奈良忠廣騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で奈良忠廣騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のバンブールンバに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

8月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般A2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で奈良忠廣騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた24戦目は、白坂芳文騎手を鞍上に迎えて、B12ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた25戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、白坂省吾騎手を鞍上に迎えて、B12ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた27戦目は、B2ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は白坂芳文騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイテイショウリから4馬身差の2着に敗北した。

12月10日、連闘で迎えた28戦目は、B2ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白坂芳文騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のサツキロマンに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

12月22日、中1週で迎えた29戦目は、B1（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で白坂芳文騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。10着に敗れた。