トランスルーセント（2005年生、母トランクイリティー）

トランスルーセント（2005年3月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「半透明の、明快な」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時7歳）と交配したトランクイリティーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

6歳のとき、ノーザンファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月4日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて13着に敗れた。

9月7日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/不良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月20日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月1日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。