ウインジャック（2021年生、母ハニーサックル）
Win Jack
2021.04.07
ウインジャック（2021年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したハニーサックルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小倉 光博。主な勝ち鞍は2023年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、小倉光博から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、米田牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、MRによって748万円で落札された。
倉地学厩舎（愛知）へ入厩。
2歳（2023年）
7月31日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は467kg。4頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のウンザーシャイネンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
8月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒盃オープン（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミトノウォリアーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
9月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第2戦（名古屋ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミトノウォリアーを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
10月31日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのネクストスター名古屋（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。
11月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスペリオルパンサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手にした。
11月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのゴールドウィング賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。
3歳（2024年）
1月1日、中4週で迎えた7戦目は、3歳オープンの弥富記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。
1月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳オープンの新春ペガサスカップ（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。
2月15日、中3週で迎えた9戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのスプリングカップ（名古屋ダート1700m 雨/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。
4月12日、中7週で迎えた10戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、ココロノエンジェルに半馬身交わされて2着に敗北した。
5月9日、中3週で迎えた11戦目は、3歳オープンの新緑賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（9戦3勝）。10頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。