ピーエムナナ（2022年生、母タイムゴールド）

P M Nana

2022.02.01

ピーエムナナ（2022年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のオーヴァルエース（当時6歳）と交配したタイムゴールドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は荒谷 輝和。2025年のネクストスター東日本で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

酒井忍厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2024年）

7月4日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバックビートに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングヒーロー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

12月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のスパイダー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3歳（2025年）

1月1日、中2週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初詣賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったミステリオに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月5日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のサウスヴィルステラに3馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

3月5日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンの椿賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

デビュー前

酒井忍厩舎（川崎）へ入厩。

4月10日、中4週で迎えた7戦目は、3歳オープンのネクストスター東日本（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出し、3着に入った。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた9戦目は、3歳オープンの若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では圧巻の末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

7月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、江戸切子特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったホッコーソムニウムに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

デビュー前

酒井忍厩舎（川崎）へ入厩。

11月17日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、時雨空特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。11頭立ての大外11番ゲートからスタート。競走除外となった。