オオサキヒメ(2016年生、母ラブイズカヌマ)
Osakihime
2016.03.24
オオサキヒメ(2016年3月24日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のトビーズコーナー(当時8歳)と交配したラブイズカヌマが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原 武男。主な勝ち鞍は2020年のうまレター賞(一般C2三)。
経歴
デビュー前
1歳のとき、漆原牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
渡辺和雄厩舎(大井)へ入厩。
2歳(2018年)
7月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳(大井ダート1600m 内回り 晴/重)に出走。馬体重は455kg。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
8月29日、中3週で迎えた2戦目は、2歳(大井ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手(1戦0勝)。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入った。
12月4日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳(大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手(2戦0勝)。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。
12月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のウマイルスクエア賞(大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手(3戦0勝)。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。
3歳(2019年)
7月8日、約6か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳(大井ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手(4戦0勝)。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
7月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳(大井ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手(5戦0勝)。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。
8月11日、中1週で迎えた7戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳(大井ダート1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。
8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳(大井ダート1200m 晴/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手(1戦0勝)。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。
9月17日、中2週で迎えた9戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳(大井ダート1200m 晴/不良)に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。
10月1日、中1週で迎えた10戦目は、3歳(大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手(1戦0勝)。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。
12月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳戦の的中祈願隊賞(大井ダート1600m 内回り 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手(2戦0勝)。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。
4歳(2020年)
1月20日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3八九(大井ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は福原杏騎手(2戦0勝)。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。
3月22日、中8週で迎えた13戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C2六(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。
3月29日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。
4月13日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、一般C2九(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手(1戦0勝)。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい5着に終わった。
4月20日、連闘で迎えた16戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十(水沢ダート1300m 雨/不良)に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。
5月4日、中1週で迎えた17戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一(水沢ダート1300m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。
5月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十(水沢ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手(1戦0勝)。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって10着に敗れた。
5月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2九(盛岡ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のエムワンスプリングに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2四(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手(3戦1勝)。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。
6月16日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2三(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は岩本怜騎手(1戦0勝)。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって4着に敗れた。
6月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2三(水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で岩本怜騎手(2戦0勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
7月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四(水沢ダート1400m 小雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で岩本怜騎手(3戦0勝)。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。
7月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2三(盛岡ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で岩本怜騎手(4戦0勝)。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず4着に敗れた。
7月21日、連闘で迎えた25戦目は、うまレター賞(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で岩本怜騎手(5戦0勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴァーナルデイズに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2一(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で岩本怜騎手(6戦1勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。
8月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で岩本怜騎手(7戦1勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。
2020年8月22日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。