マルシゲファミリー（1990年生、母クインローズイ）

Marushige Family

1990.03.30

マルシゲファミリー（1990年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラトウコウ（当時9歳）と交配したクインローズイが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）瀬戸牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月18日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は448kg。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のハッピーホリデーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で溝橋秀吉騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた4戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。