インターサブマリン（1988年生、母リュウシコンジュウ）

インターサブマリン（1988年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルドウターブル（当時10歳）と交配したリュウシコンジュウが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）三好牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

12月9日、デビュー戦は松本達也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（1991年）

6月2日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のファッションセンスに2馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、小谷内秀夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のほおずき賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月11日、中4週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は松本達也騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、伸びてきたトーワチャペル決め手に屈してアタマ差の2着となった。

8月31日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の高千穂特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の秋分特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グランドイチに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の文知摺特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。