アーティカティカ（2017年生、母サザンベル）

アーティカティカ（2017年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「～しなさい（タヒチ語）＋正しい（マオリ語）。正しいことをしなさい」。毛色は栗毛。種牡馬のローエングリン（当時18歳）と交配したサザンベルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はクラウン日高牧場。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C2 25。

経歴

デビュー前

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

3月21日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた2戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

4歳（2021年）

1月23日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた4戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったクラウンリシャールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で出水拓人騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るクラトリスズランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で出水拓人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で出水拓人騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたホウオウマライア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月22日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で出水拓人騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。