ベストモウション（2003年生、母ハツユメ）

ベストモウション（2003年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「良い動き」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時6歳）と交配したハツユメが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大北牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

1月9日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

1月29日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

2月14日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた3戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月19日、中8週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた4戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月14日、中3週で迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲハンターをクビ差制して初白星を挙げた。

5月23日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチョコブラウニーから1馬身差の2着となった。

6月13日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイタンオーに5馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月4日、中2週で迎えた9戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C18（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、一般C24（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中3週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート950m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月12日、連闘で迎えた13戦目は、一般C23（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた14戦目は、一般C23（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったモカシンから2馬身半差の2着に敗北した。