アゲハジャッカル（1995年生、母タイムバール）

アゲハジャッカル（1995年5月19日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時19歳）と交配したタイムバールが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）瀬戸牧場。戦績は、地方43戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

池田寛厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1997年）

6月22日、デビュー戦は水野淳平騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は434kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のハンサムバロンに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月31日、中1週で迎えた3戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のミクサキドリームに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

10月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野淳平騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月29日、中8週で迎えた5戦目は、2歳戦の葉牡丹特別イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野淳平騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1998年）

10月20日、約10か月の休養明けで迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野淳平騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

11月24日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野淳平騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野淳平騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（1999年）

1月24日、中5週で迎えた9戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で水野淳平騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水野淳平騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で水野淳平騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアキヒロハヤトに6馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

3月15日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で水野淳平騎手（10戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で水野淳平騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般C3イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクリスタルターボに3馬身の差をつけて制した。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐昭貢騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐昭貢騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐昭貢騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で片桐昭貢騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したニシデンヒカルにハナ差届かず2着に甘んじた。

9月13日、中2週で迎えた21戦目は、土田龍也騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土田龍也騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトキワノチーフを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて制した。

12月16日、中2週で迎えた26戦目は、新穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で片桐昭貢騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で片桐昭貢騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

5歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は土田龍也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（10戦2勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で片桐昭貢騎手（12戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で片桐昭貢騎手（13戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

4月3日、中3週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で片桐昭貢騎手（14戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、中5週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は土田龍也騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は土田龍也騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のリンゴーヒメを半馬身振り切って6勝目を手中に収めた。

7月28日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（7戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた39戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は土田龍也騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土田龍也騎手（9戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したアレッポクインにハナ差届かず2着となった。

9月25日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（16戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（17戦2勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい8着に終わった。