クリノクリチャン（2000年生、母ハクサンロマン）

クリノクリチャン（2000年4月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋馬主の愛称」。毛色は鹿毛。種牡馬のサマーサスピション（当時8歳）と交配したハクサンロマンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高村牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方17戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高村牧場から「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は石神深一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟ダート1200m 雨/稍重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

11月23日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は石神深一騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月22日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2003年）

5月10日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

8月23日、約3か月半の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

9月14日、中2週で迎えた8戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

10月23日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月20日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C9-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた14戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた15戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は伊藤晋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた19戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた20戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月30日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川進也騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた25戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。