レイゲツニヤワラグ（2017年生、母グロリアスバラッド）

レイゲツニヤワラグ（2017年4月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「めでたい月に風が和いでいる様子」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時8歳）と交配したグロリアスバラッドが20歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、藤原牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、内田玄祥によって432万円で落札された。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

10月12日、デビュー戦は荻野極騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 雨/不良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

11月30日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

12月7日、連闘で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

3歳（2020年）

7月11日、約7か月の休養明けで迎えた4戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

8月8日、中3週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウロールスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のマイネルエピキュアをクビ差振り切って優勝

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では出色の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた9戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-20（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月17日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のビービージャッカルを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

10月25日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3 18（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3 17（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（6戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、息子君初HRオメ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた14戦目は、井上瑛太騎手を鞍上に迎えて、水樹奈々20周年特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月1日、中1週で迎えた16戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、破魔矢特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた17戦目は、ファイナルレース（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（7戦3勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 11（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

1月27日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（8戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた21戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた22戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた24戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

3月30日、中1週で迎えた25戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月17日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた27戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた28戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月19日、中2週で迎えた29戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、酒井一圭生誕前夜特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は石本純也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。