キクカボーイ(1995年生、母キクカタイムマシン)
Kikuka Boy
1995.04.03
キクカボーイ(1995年4月3日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガンボ(当時12歳)と交配したキクカタイムマシンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島 功典。戦績は、地方21戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C2五。
経歴
デビュー前
栗原清厩舎(船橋)へ入厩。
3歳(1998年)
9月18日、デビュー戦は多田義則騎手を鞍上に据えて、4歳(船橋ダート1200m 曇/稍重)に出走。馬体重は501kg。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキクノスガタに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
11月25日、中9週で迎えた2戦目は、4歳(船橋ダート1500m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手(1戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
12月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳(船橋ダート1500m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手(2戦1勝)。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったユウコーファイアを半馬身捉え切れず2着に敗北した。
4歳(1999年)
8月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた4戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3五ウ(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のシズカドールに2馬身半の差をつけて久々の一戦をモノにした。
9月14日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3五イ(船橋ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手(1戦1勝)。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く粘り込んで、最後は2着のマルコージュノーを半馬身振り切って3勝目を獲得した。
10月7日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3二三(船橋ダート1400m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で野口正宏騎手(2戦2勝)。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
10月23日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3一(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で野口正宏騎手(3戦2勝)。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。
11月19日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3一二(船橋ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で野口正宏騎手(4戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のホクテンルートに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月31日、中5週で迎えた9戦目は、一般C2五(船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は6戦連続で野口正宏騎手(5戦3勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のマスターバウンドに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。
7歳(2002年)
3月25日、約27か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C3四ア(船橋ダート1400m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は多田義則騎手(3戦1勝)。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。
4月17日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3六ア(船橋ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で多田義則騎手(4戦1勝)。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。
5月6日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C3六ア(船橋ダート1400m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で多田義則騎手(5戦1勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。
6月10日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた13戦目は、一般C3五ア(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で多田義則騎手(6戦1勝)。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
6月27日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた14戦目は、一般C3五ア(船橋ダート1200m 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で多田義則騎手(7戦1勝)。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
8月28日、中8週で迎えた15戦目は、一般C3八ア(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で多田義則騎手(8戦1勝)。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトートラスタカラーを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
9月17日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3五ア(船橋ダート1400m 内回り 雨/不良)に出走。鞍上は7戦連続で多田義則騎手(9戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。
9月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3四イ(船橋ダート1400m 内回り 雨/不良)に出走。鞍上は8戦連続で多田義則騎手(10戦2勝)。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。
8歳(2003年)
4月8日、約6か月半の休み明けで迎えた18戦目は、一般C3五ア(船橋ダート1400m 内回り 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で多田義則騎手(11戦2勝)。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。
4月29日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3五イ(船橋ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で多田義則騎手(12戦2勝)。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。
6月3日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3四ア(船橋ダート1400m 内回り 晴/重)に出走。鞍上は11戦連続で多田義則騎手(13戦2勝)。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
11月10日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、一般C3二ア(船橋ダート1500m 小雨/重)に出走。鞍上は12戦連続で多田義則騎手(14戦2勝)。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。